2017年太悳冬公演

2017年12月16日、今年も太悳冬公演は、皆さまのお力添えあって、無事終了することができました。

400あった席も埋まり、終了間際には会場を包む多くの喝采と、満面の笑顔や涙のある表情がとても印象に残っています。

 

さて、プログラムに載せていた川口幾太郎先生による「ごあいさつ」ですが、プログラムだけでなく、こちらの方でも載せたいと思います。

 

 

 本日は、ご来場誠にありがとうございます。また、皆様方には日頃より並々ならぬご支援を賜り心より感謝申し上げます。

 さて、「太悳冬公演」は、これまで東北芸術工科大学の体育館で実施してまいりました。しかし、今回は観客の皆様方からの声を参考にさせて頂きながら、これまで以上に良い公演の実現を目指し、ここ山形テルサ・アプローズで開催するという「太悳」初の試みとなりました。

 本公演は1年を締め括る公演であると同時に、現在の奏者である大学4年生の4名が卒業するという卒業公演でもあります。振り返れば、これまで卒業生たちの多くは、現在も観客として、奏者として、公演スタッフとして、あるいは指導者として等々さまざまな形で伝承芸能としての和太鼓活動に関わっていることに気づきます。そのような卒業生たちの根底に流れる意識は、太悳の活動を下から支える流れのようになって、いつも、太悳奏者である私たちの意識に働きかけているのでしょう。

 2018年以降は、高校生3名、中学生2名(現在小学生)に私を加えた6名という構成になり、これまで以上に厳しい稽古が必要になるかもしれません。しかし、太悳はこれからも、卒業生や応援してくださる皆様方のお力添えを受けながら、奏者一丸となって和太鼓演奏活動に取り組む所存ですので、引き続きご指導・ご支援を賜りますよう何卒よろしくお願い申し上げます。                                                                                                                                                            

 

川口幾太郎

 

 

 ご来場頂いた皆さま、ご協力頂いた皆さま、この度は誠にありがとうございました。

太悳一同、関係者一同、皆さま方の温かいご支援の賜と心より感謝しております。

素晴らしい出会いと、皆さまにお寄せいただいたお声を励みに、これからも活動してまいりますので、今後ともどうぞよろしくお願い致します。

 

太悳学生組    HM